真野エリアを車で通りかかった際に、田んぼの一角に大きな工事の看板が並んでいるのが目に入りました。近づいて見てみると、そこに書かれていたのは「警察署移転のための造成工事」という文字。今回は、現地で確認した標識の内容と公式資料をもとに、大津北警察署の移転計画についてこれまでに判明している情報をまとめます。
大津北警察署、真野四丁目へ移転へ

滋賀県警察は、老朽化が進む大津北警察署(現在の所在地:大津市真野二丁目)について、現庁舎から北西へ約300メートルの場所にある大津市真野四丁目へ新築・移転する方針を、2024年10月に滋賀県議会の常任委員会で示していました。今回現地を訪れたところ、移転先となる真野四丁目の用地に開発許可に関する標識が複数掲示されており、計画が着実に進んでいることが確認できました。
現地の標識で分かった移転スケジュール

造成工事は2026年1月から
都市計画法に基づく開発行為許可標識によると、開発区域は大津市真野四丁目22-26など、面積は約8,980平方メートルです。造成工事の期間は2026年1月21日から2027年1月20日までと記載されています。一方、近隣向けの案内看板には、造成工事は2027年2月16日までという表記もあり、工期の表記に少し幅があるようです。
新庁舎の建築は2027年3月〜2028年9月予定
大津市の生活環境保全条例に基づく表示板には、新庁舎の建築工事予定期間として2027年3月1日から2028年9月30日までと記載されていました。建物の規模は地上4階建て、高さ約21メートルで、構造は鉄骨造と表示されています。なお、2024年に滋賀県議会へ提出された資料では「鉄筋コンクリート造」と説明されていたため、設計が進む中で構造が見直された可能性があります。現地の標識の方が新しい情報のため、本記事では鉄骨造の表記を採用しました。
事業の体制
標識によると、事業主体は滋賀県警察本部、設計は株式会社サンセイ、施工は株式会社内田組が担当しています。
現在の大津北警察署はこんな場所
移転前の現在の大津北警察署は、大津市真野二丁目にあります。実際に訪れてみると、4階建てのコンクリート造の庁舎で、敷地内にはパトカーが複数台停まっていました。外壁には経年による傷みも見られ、老朽化への対応が移転の背景にあることが伺えました。
移転後の管轄エリア
大津北警察署は、堅田・仰木・和邇・伊香立・葛川など旧志賀町・旧堅田町エリアを中心に広い範囲を管轄しています。移転後の管轄エリアの変更有無など、詳しい情報については公式サイトをご確認ください。
移転計画まとめ
- 現在の所在地:滋賀県大津市真野2丁目20−23
- 移転先:大津市真野四丁目
- 造成工事期間:2026年1月21日〜2027年1月20日(一部案内では2027年2月16日までの表記)
- 建築工事予定期間:2027年3月1日〜2028年9月30日
- 新庁舎の規模:地上4階建て、高さ約21メートル
- 事業主体:滋賀県警察本部
- 設計:株式会社サンセイ
- 施工:株式会社内田組
大津北警察署の真野四丁目への移転は、2024年に方針が示されてから着実に計画が進み、2026年には現地で造成工事の標識を確認できる段階まで来ています。新庁舎の運用開始は2028年度中を予定しているとみられます。今後も進捗があれば、現地取材を交えてお伝えしていきます。
